旅行の次はフェスティバル。
徹底的に遊んでいくスタイル。
もはや騒ぐのが目的と化しつつある。
…いや、きっと最初から、ずっとそうだった。
何もない田舎に生を受け、そこで燻り続ける彼女らにとって、
生徒減少の危機こそまさに降って湧いた僥倖、
持て余した青春を浪費するのに絶好の暇潰しイベントだった。
持って生まれた美貌をいいことに、
アイドルの真似事を始めたらちやほやされていい気分、
たとえ結果を残せなくても何となく許されるので気楽な身分。
緊張感と責任感から解放されたストレスフリーなストーリー、
困ったらポエムでごまかすのはプロでもやるんだと妙なとこで親近感。
にほんブログ村
スポンサーサイト