
こんだけやっといて、

これですよ。
拷問なっげー!
気づくのおっせー!!
そんでもって退場はっえー!!!
なんかもうコントかよってくらい茶番じみた一連のやり取り、
しかしこれまた作品のテーマが凝縮された話だったと感心している。
お互いの状況と心理を想像したら、こうなるのはむしろ必然。
姫様のために(首謀者と目されるクルーテオ卿には)口を割れない、
火星のために(スパイと目されるスレインさんから)真実を聞き出したい。
とにかく、目の前の相手を信用できない。
それぞれに譲れないものがあるから、解り合うことはこんなにも難しい。
展開の都合優先で思考回路がショートしたような脚本の横行する中、
まどろっこしいながらも心の動きをしっかり考えて書かれたストーリー。
やっぱりさ、物語の前に、人間を描かなきゃね。
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