
かわいい。

かわいい。

かわいい。
なんで待たれよの人が全部バラしたのかといえば、
自分の考え方と行動が正しいと信じてるから。
なんでパーカーの子が姫様を襲ったのかといえば、
境遇を重ねていたのに共感を得られなかったから。
地球に対しても王族に対しても相手の事情を鑑みない、
それらは一方的な思い込みであり逆恨みなのだろう。
それでもそんな風に世界を捉えてしまう、
それぞれのどうしようもない心理というものがある。
やっぱりね、どっちも、誰しも、人間なんだよ。
人間だから、間違ったり憎んだりするんだよ。
こんな感じで心情を理解できるから、展開に納得できる。
相変わらず感情と思考の流れに重きを置いた丁寧な作劇、
個々の状況と場面をロジカルに結びつける脚本技術には舌を巻くばかりだが、
それでもその輪の唯一埒外にいるのが主人公ってつくづく思い切ったよなぁ。
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