
まずは曇らなね。

ゆいちゃーん!

ユ、ユーッ!

ユアアーッ!!

ユアーッ!!
夢どころじゃない。
現実を直視しろ。
聞き飽きた説教だ。
けど、夢こそが、現実を生き抜くための力になるんじゃないのか。
そんな原動力としての夢が、プリキュアに勇気を与え、目覚めさせる。
これまで守ってきた夢が、守られてきた人々が、教えてくれた。
夢はいつだって、絶望を乗り越えた、扉の先に、あるのだと。
絶望の泰斗であらせられる七瀬師匠が言うんだから間違いないし、
ゆいちゃんを中心とした一般市民の声援が背中を押す展開はとても感動的で、
その追い風を受けての導き手というファイナルアンサーに辿り着く最高の脚本。
願っただけじゃプリンセスにはなれなかろうという当初からの根本的な問題に、
みんなの願いを受けてグランプリンセスになればよかろうなのだと見事な返し。
絶望の集合体を希望の集積体がぶち壊す爽快なラスト、
その中にはキュアゆいゆいを未だ夢見るささやかな希望も混じってたと信じたい。
ちょっとでも、力になれたかな。
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