
それはそうとかわいい。

それはそうとおっぱい。
君去りし後。
復讐心に身を焦がす身勝手な怒り、
しかしそれもまた人間らしい感情であることには違いなく。
一方で仲間の死に打ちのめされ立ち上がれずにいる姿も、
彼がリーダーである前に人であることを物語っていた。
自分を守って散った命、軽く担げるはずもない。
それを脅しに近い言葉で再び奮い立たせる、今回のオルガ兄貴復活劇。
どうも最近の話には少し力や勢いが感じられないと思ったら、
それは鉄華団が主体的に動けてないからであり、
外部の都合に流されっぱなしの現状を打破する上でも、
ミカの一喝には狂気と紙一重の強い意志が感じられてよかった。
誰かの思惑も、個人の感傷も、実体的な意味や価値はない。
そんなぬかるみに足を取られてないで、目の前の現実に手を伸ばせ。
敷かれた線路であろうとも、己で決めて進んでみせろ。
その先にある見たことのない景色を、あいつの分まで焼きつけるために。
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