
こっちは漢。
「必死のパッチ」はせっかくCV植田佳奈なんだし、
ちゃんとネイティブで発音してほしかったんだがなぁ。
聞き取りやすさのためにわざと正確じゃない演技させられるのって、
プロとしては少なからず侮辱的に感じんのやろか。
ここの音響演出は少なからず残念だったよ高松監督。
まあそんな細かい文句はさておき、謎先輩による謎トラップ。
的にかけられたのはもちろん坂本君だが、
罠に嵌められたのはむしろ実行犯二名の方という気もする。
クラスで目を引く人気者への嫉妬心と無力感、
それをまんまと利用された罪への甘い誘惑。
いかにも小物じみたせこい濡れ衣、
しかしこんなしょうもない仕掛けに乗ってまで、
一度は立ってみたかったクラスメートの中心。
そう思うと、あんまり責めてやるのもちょっとかわいそうかな。
愚かしくも情けなくも僅かに共感してしまう、そんなB級男子の、理由なき反抗。
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