・魔法陣グルグル 第23章


最終決戦というよりは、卒業試験かな。
行く手を阻む敵なのに、敵意が感じられない。
あるのは純粋なライバル心と、決着を切望する闘争心。
全力で戦って敗れるまでが先輩の務めとレイラさんはかつて仰ったけど、
その役目をここでは彼らが果たしとんのよな、
出会ってからずっと成長を見守ってくれて、手助けしてくれてありがとう。
余力を隠す大人の悪知恵、最後にようやく追っついた、文句なしに合格だ、
もうこれ以上教えることは何もない。
本気で向き合い、一緒に遊ぶ、先生みたいな存在だったな。
・URAHARA 第10話

クリエイティビティと承認欲求の方に気を取られてたけど、
文化を奪う敵の目的と設定も象徴的だな、
創造性も生産性もなくただ享受するだけの存在ってな、
要するに消費豚のことを言ってんだよな。
他の何かに擬態してんのも自分なりの形状=スタイルを持ってない、
何者でもなく何者にもなれない希薄なレゾンデートルを揶揄してるようで、
深読みするほど全方位に攻めまくってるのが透けて見えるのに戦慄するわ、
範馬勇次郎ぐらいとんがりすぎだっつーの。
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