勝って終わり。
いいダンスだった。
赤崎もキラキラしてた。
いいパートナーを見つけたな。
でも、彼女以上の相方はもういないのか?
これまでに組んだ相手は、彼女以下だったか?
そんなことは決してない、比較自体がナンセンス。
自分にとって最高の誰かと出会うための、女遍歴ではない。
どんな女とでも最高のパフォーマンスを引き出すために、必要な経験値。
そこに相性の善し悪しは無関係、元から理解不能な異性という別の生き物を、
どうにかして乗りこなす本能的快感を満たすべく男は次の女を探し続けるのだ。
競技選手であるからには審査員に認められたい、他のカップルより抜きん出たい…
しかし誰より一番満足させたいのは、目の前にいる対戦相手。
だってそうだろ、踊る理由なんて、求愛以外に何がある。
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