
腋を発見しました。
遠いというのは距離のことだけじゃなく、
思いつきを実行に移すと決めるまでの長い長い長い逡巡、
そして一歩を踏み出すまでに要する勇気をチャージする時間。
計画立ててる間は楽しいけど、大半の人はその途中で頓挫する。
心の中で止めておけば、準備期間や費用の物理ダメージはゼロだから。
そこをまず乗り越えてる花澤に水瀬は憧れとるわけだが、
燃料であるところの軍資金はまだ貯めてるだけで使ってない、
動き出せば消費し続けてしまいにゃ消えてなくなるんだからな、
そういう意味では花澤もまだ飛んではいない。
助走段階でさあこれから飛ぶぞと息巻く姿は、
走ってもいない奴の目にはさぞ輝いて見えるだろう、
でも本気で何処かを目指す奴が周りに宣言なんてするだろうか、
本気の本気ならそうやって退路を断たずとも黙って進むんじゃないだろうか。
一時の感情で青春したいってだけなら、今回の観測船見学ツアーでもう叶ってる。
物語のゴールが南極か、現実か、それが見えてくるまで評価は少し預けたい。
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