逃げてどうなる。
ゲームの世界へ逃げ込んだことにもかかってるわけだよな当然。
振り向いて戦うことを選んだとき、ゲームじゃ逃げないと決めたとき、
現実にもフィードバックされる勇気を彼女は手にしていたんだと思う。
相方の一時離脱も、その引き金になった日笠の脅迫も、
困難な状況に一人で立ち向かう機会を与えてくれた、
心の変化を手助けする不可視の援護射撃だった。
手持ちの武器でやりくりするしかない、
ありったけを出し尽くさなきゃ道は開けない、
前に手強い敵がいれば後ろに心強い味方もいる、
戦って勝つことは最高に気持ちいい…
遊びの中で得た経験と学びの何もかもが、
そのままリアルに持ち帰って使える戦利品。
でっかくてもちっこくても自分は自分、分かっただけで上々の戦果だ。
にほんブログ村
スポンサーサイト