早くもコンパスを失くした。
メガネじゃなくて助かった。
冒険が終わるところだった。
これはあれかな、針の示す方向じゃなく、
ここから進む道は自分で決めろって意味だろうか。
あるいは深淵を指す矢印がどっか行ったってことで、
これ以上進むんじゃねぇぞって警告を暗示してるのかも。
しかしそんなことはまるで気にせず先を急ぐ小さき冒険者、
それを引き止めもしなければ手助けしてやるわけでもない、
優しさと諦念の同居する大人の見守り方に感じ入った。
無謀だろうと、半人前だろうと、行く奴は行く、底を目指して。
ならば行かせてやるしかないんだよ…それが呪いでも、なぁ。
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