
乙女の事情。
小鬼恐怖症。
それを何らかの形で分かってもらいたかった、
受けた苦痛が自分だけのものと思いたくなかった、
他の誰かが同じ目に遭っても構わなかった…
被害者感情とはそういうものかもしれんなぁ。
立場上誰にも明かせなかった秘密と本心を、
ゴブリンへの恨みと世の中への逆恨みを、
こんな形であれ吐き出せてよかったのだろう、
どんな形であれ彼女は救済されたのだと思う。
私怨、復讐、何らかの理由でそれを果たせぬ人がいる、
代わりにそれを果たす力が求められる、この仕事には意味がある。
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既読じゃないと理解の難しい場面が多いってことですね。
やはり原作ファン向けか。
>アニメでは種明かしの部分がちょっと分かりにくかったです。
>尺の都合でしょうかね
そうですね
例えばアニメでカットされましたけど第7話の序盤で剣の乙女が女神官と同じタイミングで入浴してたのは乙女が地下の情報を集めるために白ワニに感覚共有してたら、そのタイミングでゴブスレたちがゴブリンたちを白ワニの前に誘い出したため、白ワニの体を通じてとはいえゴブリンに触れてしまったのが原因です
こんな感じで省略された情報は結構あります
アニメでは種明かしの部分がちょっと分かりにくかったです。
尺の都合でしょうかね。
>他の誰かが同じ目に遭っても構わなかった…
剣の乙女がやったのは魔神の配下がやってた女性の惨殺事件をゴブリンの仕業と情報操作した事だけです
しかも、その黒幕である魔神の配下は第6話の冒頭で勇者に倒されてます
地下のゴブリンたちも白ワニが町に出ないように押さえ込んでたので、町の人たちを見殺しにしてたわけでは無いです
ちゃんと地下のゴブリンを殲滅するためにゴブスレを呼んで依頼してますしね(町の人たちの安全だけでなく自分の精神的な安静のためでもありますが)
>どんな形であれ彼女は救済されたのだと思う。
地下のゴブリンたちも黒幕が残した転移の鏡の向こうのゴブリンも全滅させ、安っぽい同情も傷のなめ合いもせず、蔑みも無く、ただ「ゴブリンがいたら呼べ」、「どこであろうと…例え夢の中であろうとゴブリンがいれば殺してやる」ですからね
彼女にしたら、このうえのない救いだったのだと思いますよ
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鏡の向こうにゴブリン。無警戒で触れちゃう女神官度胸ある、或いはうっかりさんなのか。見えたのは別の場所で生活に勤しむゴブリン達。地下にいるゴブリン達はここから飛ばされたのでは、と推理が働きます。同時にこの鏡が古代の遺物、とんでもないお宝であるということも。しかしのんびりしている暇はありません。粉塵爆発の音を聞きつけて、そこら中からゴブリンが殺到。出入り口がここなら必死に取り戻そうとするのも道理...
黒幕現れず
第九話 往きて、還りし 祭壇の奥に存在する鏡は、ゴブリンたちの村を映し出す。しかも船を持っている、この世界に訪れては帰っている。そんな世界の転移装置なのだと分かる。 しかし、ゴブリンたちには帰るための装置、奪還に接近してくる。 皆が判断に迷う中で冷静に大丈夫だと告げるゴブリンスレイヤー。各自に役割を指示して、ゴブリンを迎え撃つ罠を仕掛ける。現有魔法を確認して使用時期を的確...