沼倉のやつ。
男親に甘やかされて、男みたいなガタイの家政婦に愛されて、
女子の理想的生活環境っぽいなと思ったら女作者らしくて納得。
設定や描写からそこはかとなく漂ってくるよなこういうのは、
それを作家性と見るか自己顕示欲と見るかは人によりけりだが、
せいぜい商品価値を損なわない程度にしとけよなという感じ。
亡き母との思い出を大事にするあまり、
余所者が母親代わりになることを拒否し続けてきた反抗期、
ママンの娘であることだけがアイデンティティだった寂しさ、
そんな心の子供部屋から連れ出してくれるお姉さんの話。
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