会長助けて大団円。
演じていた役から解放するという攻略法が示唆的で、
彼のみならずこの場の誰もが今は生きたいように生きている。
せいぜいルート分岐の数しか人生を選べなかった連中が、
ゲームシナリオという不可視の強制力を打ち破って、
自由に誰かを好きになることが許されたこの幸福感。
単なる異世界転生では出せなかったであろう独特の味わい、
あらかじめ用意された物語内での運命改変という基本設定が、
本作を成功に導いたと結構前から主張してるけどその通りだった。
こうしてみんなから愛されるのも素敵なことだが、
そろそろ気になる相手の一人でも見つけてみろよな、この猿ゥ!
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