同系統の始祖という触れ込みだが、
なるほど確かに要点と本質を抑えた手堅い作り、
負け犬の現実逃避とは違う正しき意味での生まれ変わりだ。
惜しむらくは恵まれた環境と恵まれた能力、
こういう甘えは作劇の邪魔にしかならんのだがな、
それすら返上して一からスタートしたこのすばには一歩譲るか。
それにしても本作の影響を受けて書かれたことになる後続の作品群が、
見事なまでに上辺のオレツエーしかなぞれてないのは嘆かわしいな、
そのせいでなろう界隈に負のイメージが付いてしまったし、
三流は参考にするポイントまで的外れなのがよく分かった。
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