
ヒェッ…

なんやこいつ…

むごさが際立ついい演出。

なぜここでキャストオフ?
大切な人の命を奪え。
なんやらかんやらどうたらこうたら設定をまくし立てておられましたが、
結局はこのシチュエーションに持ち込むためのお膳立てだったわけで。
盛り上げ方としては定番ですが、それゆえドラマとしては鉄板。
序盤では練習台としてグッサグッサ刺しまくってたくせに、
いざ本番となると同じようにはいかない…ってそりゃそうだ。
彼と出会い、彼と過ごし、彼と触れ合った思い出が邪魔をする。
その優しさも、その笑顔も、自らの手で摘み取らねばならない。
部屋のガサ入れでこれから為すべきことの悲劇性を強調しながらも、
取り乱したりさせないことで栗山さんの内面の苦悩を感じさせる描写が上手い。
派手なアクションはもちろん大好きだけど、
京アニの真骨頂はこういう静かな心情演出だと思う。
メガネ好きの彼に裸眼で立ち向かうその心境。
メガネが好きだった頃の彼はもういない、という決別の証か?
そう考えると、メガネはやはり人間性の象徴としての最重要アイテムだった。
彼の帰還を望むなら、生還を信じるなら、その日までかけ続けるべし。
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